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子から相手方の祖父母に養育費を請求することができますか?

2014/11/13

相談者: 妻 30代前半 宮城県 パート勤務
夫: 30代前半 無職
結婚歴: 2年
子供: 長女 2歳

相手に資力がないので相手の祖父母に養育費を請求したく無料の弁護士相談に何回も相談にいきましたが、祖父母は関係ないと言われてしまい大変困っています。

約3年の交際の後、昨年3月に妊娠が発覚し5月に入籍して6月に新居で生活がスタートしました。相手は衣料品店でアルバイト店員をしておりましたが、5月頃に正社員登用され働いていました。しかし、9月頃に解雇されてしまったみたいで、相手はその事をしばらく隠していました。子供が産まれたのに、この頃から生活費が滞っています。

今年1月頃、その事を告げられ、アルバイトと派遣の仕事、両方して3月には生活費をいれるとの事でしたが、のらりくらりとかわされて、挙句の果てに3月頃に相手から離婚したいと言われました。

しかし、相手は逃げるだけで、親権、養育費、慰謝料について話し合おうとしないので、こちらから調停の申し立てをしました。相手は無職で無収入なのに、5月○○日の調停で8月から慰謝料なしで子供が成人するまで養育費を月2万円支払うとのことでしたが信用できないので了承しませんでした。

今まで3回くらい無料弁護士相談に行きましたが、法律上祖父母には請求できないからあきらめて相手の意向をのんで生活保護を受けなさいと言われました。

正直月2万円でも足りませんが、それが妥当なら妥当で確実に滞りなく支払ってもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
まず、一番自然な流れでいくと、協議離婚できない以上、調停離婚を成立させて調停調書を作成してもらうことです。

調停調書が作成されれば、公正証書と同じく、最終的に養育費が支払われない場合には、調停調書を基に強制執行手続きを取ることが可能です。

また、その前に、強制執行のように複雑な手続きをする必要のない簡易的な措置として、家庭裁判所の「履行勧告」「履行命令」という手続きも利用することができます。

履行勧告に強制力はありませんが、勧告がされたケースの約6割は効果が出ていますので、これらの制度も併せて利用すると良いでしょう。

また、金額については、正解はありませんので、あくまで当事者間のお考え・経済状態などから判断・決定されることになります。一つの目安として、養育費算定表というものがありますので、これを参考にされてみてもよろしいかもしれません。
(参考)養育費を決めるポイント

相手方の祖父母に養育費請求、または連帯保証人になってもらうには、どのようにしたらよいのでしょうか?
上記のようなケースも一つの方法としてありますが、いずれも稀なケースだと思います。どちらも、基本的には、祖父母の了承が必要であると思われます。
(参考)養育費請求の疑問点

連帯保証人についても、ケースとしては多くはありませんが、今までには、たとえば、今回のケースのように、父親に養育費の支払い能力がないときは、実質は祖父母が養育費を負担することを了承したうえで、祖父母の参加を許可し、養育費の支払いを保証した事案もありますので、可能性があれば、調停の席でお話しされてみてはどうでしょうか。

いずれにしても、実際のところはあまり多くはない(むずかしい)ケースではないでしょうか。

相手方の祖父母に養育費を請求するには何をしたらいいのでしょうか?
むずかしいケースではあると思いますが、上記で述べたとおり、家庭裁判所に祖父母を相手方として扶養請求の調停を申し立てることになります。
調停員の方に、相手本人が無職、無収入と聞いたので相手方両親に支払ってもらいたいということを伝えると、それはこちらではできないと言われました。
実際のところは難しいとは思いますが、請求する側としては、親族間の扶養義務については民法877条に規定がありますので、それを示しつつ話をしてみるということです。
婚姻費用の申し立てもしたいのですが、どうすればよいのでしょうか?
婚姻費用についても民法で規定されておりますので、調停を申し立ててみてはいかがでしょうか。
(参考)婚姻費用の請求

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