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協議離婚の際の注意点

事前準備をしっかりと!

何でもそうですが、物事をできるだけスムーズに進めるためには事前の準備をどれだけしっかりと取り組むかにかかっています。しっかりと事前準備をしていても本番でその通り完璧に事を運べるかというとそうでもありません。しかし、なおさら事前の準備を怠ってしまったら、より一層物事をスムーズには進められないでしょう。

入社試験での面接や金融機関との融資においての面接等もそうです。あらかじめどのような質問が来るか、どのように説明しようか等と事前にロールプレイングをするものです。離婚協議もそれと一緒です。離婚協議も一種の交渉事です。交渉に挑むにあたっては、そのための準備が必要です。

では、離婚協議の際のポイントは何か?

離婚協議を始めるにあたっては以下のポイントを意識します。

  1. どのような順番で話を進めるか?自分にとって一番の望みは何か?
  2. 相手に気付かれないよう、水面下で証拠集めをする

「どのような順番で話を進めるか?自分にとって一番の望みは何か?」

離婚に伴い話し合わなければならないことは多岐にわたります。財産分与のこと、慰謝料のこと、子供の親権のこと、養育費のこと、面会交流のこと、離婚後の生活・住むところ・仕事等・・・。たくさんあって気が滅入りそうですが、あらかじめ話の順番に優先順位をつけておく等のことが必要です。

何を最優先に考えるか。全てが思い通りにならないと気が済まないと考えてしまえば話は一向に進まないかもしれません。相手があることですから、相手の様子を見ながら話を進める必要もあるでしょう。なにはともあれ、話し合うべきことをうっかり忘れてしまわないようリストアップする等のことが必要です。

「相手に気付かれないよう、水面下で証拠集めをする」

話し合うことをリストアップするとともに、情報や証拠の収集、法律の確認等もあわせて進めます。その上で相手に振り回されないよう作戦を練って協議し、協議がどのような展開になろうとも言うべきことはしっかり言えるようにしておきましょう。

証拠はどのようなものを集めればよいか?

情報や証拠になるものはコピーしたり保存したりしておきましょう。話し合いの場面や裁判等でそれらを効果的に使うことによって話し合いを有利に運ぶことができます。

  • 浮気の場合は、それらを証明する写真、手紙やメール、領収書等
  • 配偶者からの暴力の場合は、怪我や傷の写真、医師の診断書、詳細をつづったものや日記、役所や警察等の公的機関への届出等
  • 配偶者からの精神的DVの場合は、カウンセリングの受診記録、心療内科の医師等の診断書、精神的DVとなるような言動を記した日記や録音等
  • 相手の財力を知るために給与明細、源泉徴収票、確定申告書、所得証明等
  • ギャンブルや浪費、多額の借金の場合は、預金通帳、領収書や借用書、ローンやカードの使用明細等
  • 財産分与の資料として、預金通帳、株式等の有価証券、満期になる保険等のコピー、不動産の登記事項証明書等
  • 限度を超えた宗教活動の場合は、寄付金の領収書、社会通念上高額すぎる宗教的物品およびその領収書等


重要事項は記録に残そう

協議を通しての重要事項は、頭の中の記憶だけではお互い不確かになる部分も出てきますので、そのような重要事項は記録に残しておくようにしましょう。そうしておけば、後日の話の中でもめた際に、それらが過去の話を確実に証明してくれます。協議の中で重要な場面ではメモを取るなりボイスレコーダーで記録するなり確実に証拠を残しておきましょう。

また、協議の中でうまく話せないような場合や感情的になり話ができそうにないとき等は、文書でやり取りするのも一つの手です。事前に言いたいことを文書にまとめておけば、協議の中でうまく相手に伝えられなかった等ということは無くなりますし証拠の一つにもなります。

メールや手紙等はコピーをとるなり保存しておくなり、確実に証拠を残しておきましょう。さらに重要な内容を相手に伝える場合は内容証明郵便にしておくと確実です。

できるだけ離婚前に取り決めを

離婚に直面する状況はさまざまですが、できるだけ協議は離婚前に完結しておくことが大切です。感情にまかせてとりあえず離婚し、後で財産分与や養育費等の話をしようと思っても、なかなか話はスムーズにいきません。

協議離婚後にそのような話し合いができるのは、相手に誠意があって冷静に話し合いのできる場合のみと言ってよいかもしれず、離婚が成立してしまっては、なかなか相手と連絡もつかないし、金銭の話ともなると相手が逃げ回ってばかりで全く話ができないなんていうこともあります。

とは言っても、離婚に求める部分は人それぞれ、という面もあります。なにはともあれ、とりあえず離婚できればよいという人は、財産分与も慰謝料もいらないから一刻も早く離婚したい、ということもあるでしょう。そのような人については、それはそれで結構だと思います。

合意事項は必ず文書に残そう!

夫婦の協議が合意に達したら、合意事項は必ず文書に残しておきましょう。口約束だけでは言った言わないのトラブルとなり後々面倒なことになる危険があります。それらを防ぐためにも「離婚協議書」「公正証書」等の文書に残しておきます。

金銭的な内容は公正証書に

合意事項に財産分与や慰謝料、養育費等の金銭に関する内容が含まれている場合は必ず公正証書(強制執行認諾文言付)にしておくことをお勧めいたします。公正証書に残しておけば、後日、養育費等の支払いが滞った場合に、調停や裁判を経ずに即座に強制執行手続きを取ることができます。

「公正証書がダメなら離婚協議書または念書を」

しかし、公正証書を作成するには実印や印鑑証明書を持って公証役場で手続きしなければならない等面倒な手続きが必要なので相手が作成に応じなかったり、話がかえってこじれることもあります。「離婚協議書というのもちょっとおおげさだし・・・」というような場合には、念書という表現にすると、「念書ぐらいなら・・・」と一筆書いてくれるものです。念書といえども、内容によっては立派な契約書の役割を果たすものです。

ただ、このような念書(や離婚協議書)だけでは、相手方の債務不履行に対しては、あらためて調停や裁判をしなければ強制執行手続きを取ることはできません。しかし、それでも口約束だけというよりはおススメできます。

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